その4 発病予備軍の特徴
メタボな人が慢性腎臓病になりやすいのはなぜか?メタボリックシンドロームと腎臓の関わりについて調べました。
メタボなほうが慢性腎臓病になりやすい
メタボリックシンドローム(メタボ)は慢性腎臓病の危険因子と言われています。それはメタボの症状である「内臓脂肪型肥満」、それに「高血糖」「高血圧」「脂質異常」が、腎臓の働きを低下させてしまうからです。
「内蔵脂肪型肥満」では、糖尿病性腎症の指標となる蛋白尿の一種「アルブミン尿」が出やすくなります。この状態では体重を管理することがとても重要です。運動をしたり食事を適正な量にするなど、少しの工夫でも減りやすくなります。
高血糖が続くと糖尿病になりやすく、糖尿病は透析療法にいたる原因のうち最も多い因子となります。高血糖から糖尿病になると、腎臓の尿を作る働きが低下して体に余分な老廃物な水分がたまりやすくなってしまいます。
高血圧だと腎臓の働きが悪くなりやすく、働きが悪くなることで高血圧が悪化します。血圧のコントロールにより制御します。
脂質異常も慢性腎臓病の発症と進行の危険因子となりますし、動脈硬化といった心血管病の危険因子にもなるので、目標となるコレステロール値まで下げる必要があります。
そもそもメタボリックシンドロームとは?
メタボリックシンドローム(メタボ)は、過食と運動不足により体に内臓脂肪が多く蓄積していた状態である「内臓脂肪型肥満」、それに高血糖や高血圧、脂質異常のうち2つ以上を合併した状態です。
お腹がでっぷりとしているというだけで「メタボ」という方もいますが、太っている見た目やお腹まわりの数値だけが問題になるわけではありません。「高血糖」「高血圧」「脂質異常」が関わり合うことで、メタボリックシンドロームと診断されます。
メタボを予防して慢性腎臓病も防ぐ
メタボリックシンドローム(メタボ)は悪い生活習慣により内臓脂肪型肥満になり、それに合わせて高血糖や高血圧、脂質異常が起きます。メタボの主な原因は、運動不足や食べ過ぎによる内臓脂肪が基本となるため、毎日の生活習慣を変えることで防ぐことが可能です。すでに「高血糖」「高血圧」「脂質異常」と診断されている方は、それらも合わせて数値を減らしましょう。
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