知って欲しい、慢性腎臓病(CKD)の原因・症状・予防方法

よくわかる慢性腎臓病(CKD)ガイド 予防・早期発見・合併症防止のためにできること
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その6 病院での検査方法

慢性腎臓病の検査とは?推算糸球体ろ過量(eGFR)による診断についても紹介します。

慢性腎臓病の検査方法とは?

病院で慢性腎臓病かどうかを診断する基準は、次の2つのうちいずれか、または療法が3ヶ月以上継続しているかどうかで判断されます。

  1. 尿検査や血液検査、画像検査で腎障害と分かっている(特に蛋白尿が0.15g/gcr以上出ている)
  2. 糸球体ろ過量(GFR)が60mL/分/1.73m2未満

慢性腎臓病は重症度に応じてステージ1から5までの5段階に分けられます。慢性腎臓病だと診断されたら、そのステージに応じた診療計画を立てていくことになります。

推算糸球体ろ過量(eGFR)による診断

血清クレアチニン値、年齢、性別からおおよその糸球体ろ過量(GFR)を調べる、「推算糸球体ろ過量(eGFR)」の計算からも慢性腎臓病を診断することができます。推算糸球体ろ過量(eGFR)は、腎臓にどれだけ老廃物を尿へ排出する能力があるかを知ることができるもので、数値が低いほど腎臓機能が弱まっています。「直接腎臓の数値(GFR)を測定すればいいのでは」と思う方もいるでしょうが、糸球体ろ過量(GFR)の検査はとても複雑で時間がかかります。そのため日常検査では、推算糸球体ろ過量(eGFR)を計算して、腎機能のスクリーニング検査として用いています。推算糸球体ろ過量(eGFR)の計算式は次の通りです。

推算糸球体ろ過量(eGFR)の計算式

※18歳以上が対象

推算糸球体ろ過量(eGFR)は計算式で容易に腎機能を評価することができますが、標準体型から外れている場合、正確に判断ができないこともあります。そのような場合は「eGFR×体表面積(体重kg)0.425×(身長cm)0.725×7184×10-6)÷1.73」にて再計算する場合があります。

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