知って欲しい、慢性腎臓病(CKD)の原因・症状・予防方法

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サプリや健康食品で摂る場合の注意点

副作用の心配がないと言われるサプリや健康食品でも、腎臓病を患っている人は注意が必要です。ここでは、サプリを摂る時に気を付けなければならない点をまとめてみました。

摂り過ぎは逆効果!腎臓に負荷をかけない量を

サプリメントは食生活で補えきれない栄養素を簡単に補給できることから、気軽に摂取する人が増えています。
しかし、慢性腎臓病や生活習慣病などの持病を抱えている人は、投薬と食事療法の兼ね合いを考えて注意しなければいけません。サプリメントは「薬」ではなく「食品」という位置づけから、副作用の心配がないと思っている人が多いようです。
ところが、サプリメントの摂り過ぎは腎臓や肝臓の機能に負担をかけますし、返って病気を悪化させることもあります。例えば、ビタミンAの摂り過ぎは頭痛や吐き気を誘発しますし、ビタミンDの摂り過ぎは倦怠感や腎機能低下という副作用を招きます。カルシウムを大量に摂取したことで内臓に結石ができてしまうことや、マグネシウムの摂り過ぎで血圧が低下することもあるのです。
特に腎臓病を抱えている人は、サプリメントの摂り過ぎで腎機能に負担をかけないように気を付けましょう。

カリウム制限中は医師の確認を

腎臓の機能が低下すると体内に溜まっているカリウムが尿中に排出されなくなり、「高カリウム血症」になるリスクが上がります。高カリウム血症は胃腸障害や筋力の低下、また、命に係わる重度の不整脈など、危険な健康被害に襲われるので特に気を付けなければいけません。
食事療法によるカリウム制限ではステージ3bが2,000mg以下、ステージ4~5では1,500以下が目標です。医師と管理栄養士の指導のもと、しっかり食事療法を行うことが大切ですが、他にも気を付けなければならない点があります。サプリメントに含まれるカリウムの含有量を確認することです。
一見、カリウムとは関係ないと思われるサプリメントでも、成分表を見ると「カリウム」が含まれているものを多く見かけます。特に高血圧やむくみ、脳卒中の予防などを謳っているサプリメントはカリウムの含有量が多いので注意が必要です。カリウム制限を行いながらサプリメントを摂取したい時は、必ず主治医に相談してから摂るようにしましょう。

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